目、負傷

紙が目に入って、負傷した。世の中、凶器ばかりだ。

注意散漫か

会社でファイルに閉じた資料をパラパラめくって、飛ばし読みしながら、目的の内容の紙を探していた。A4サイズのキングファイルで、中には、折りたたんだA3の紙も入っていた。勢い良く紙をめくった瞬間、遠心力で、折りたたんであった紙が広がり左目を直撃。痛みでしばらく目を押さえていた。
驚きはしたけど、大丈夫、目は見える。ただ、涙が止まらない。参った。しばらく、様子を見つつ、仕事を再開。でも、痛みは弱まりはしても、治まらないし、涙も止まらない。涙腺が刺激されて鼻水まで出てきた。だんだん辛くなってきたので、会社のヘルスケアセンターに電話して、近所の眼科を教えてもらうことにした。目は、大事だし。駅から徒歩1分以内にある、ということなので、そこに行くことにした。

黒目負傷

診てもらったら、黒目の上側の表面がかなりめくれている、とのこと。紙が、表面を削ぐように当ったらしい、ということで背筋が寒くなった。紙ってのは、恐ろしい。幸い、黒目の真ん中には当っていないので、視力に影響はないだろうと言われた。危ないところだった。
さらに、しっかりくっつくように治さないと、めくれ癖がついたようになって、目が乾いた状態で瞬きしただけで再発するような状態になることがあるらしい。できる限り、左目を閉じておくように、という指示だった。
感染症にかかりやすい状態、ということで、抗菌のための目薬と、黒目のむけた部分を治すための軟膏をもらった。自分の手で、目に軟膏を塗ることになるとは思わなかった。もちろん、角膜に直接塗るわけじゃなくて、下まぶたの裏に載せて、瞬きして付けるんだけど。