読書考

塩野七生の「ローマ人の物語」の第2巻、「ハンニバル戦記」を文庫で読み終わった。

日々

先月、ダブリンの行き帰りの飛行機の中で、第2巻の3分冊のうち1冊を読み終えた。残り2冊は、暇を見て読んだ。あんまり、毎日同じペースで読む、ってのはしなくて、時間を見つけては、まとめ読みしていた。普段は、新聞やフリーペーパーとか、目を通すものがそもそも多いしね。性格的に、読まずに捨てることができないから、どんどん溜まっていく。新聞は、とにかく日々、読んでいかないと。

興味

歴史ものって結構、面白い。日経に連載されている「世界を創った男チンギス・ハン」も楽しく読んでいるしね。今まで、実際の歴史ものは読んでいなかった。ファンタジーやSF、ミステリーが好きで、田中芳樹の「アルスラーン戦記」は、読み続けている小説のひとつ。
田中芳樹の小説の軽快な語り口はすごく好きで、「銀河英雄伝説」や「マヴァール年代記」なんてのは、もう、ハマリまくっていた。最近は、「アルスラーン戦記」とかは書かずに、より歴史色の強い中国を舞台にした小説を出しているので残念に思っていた。読書量が落ちたせいもあるけど、田中芳樹の最近の小説はあんまり読んでいない。
だた、最近は、田中芳樹が「ローマ人の物語」や「世界を創った男チンギス・ハン」を書いたらどんな感じに仕上げたんだろうか、と思い始めた。舞台が中国になっただけと思えば、歴史小説的なのは、むしろ結構、面白そう。