バンクーバー記

カナダのバンクーバーには初めてだった。北米に行くのは、1年半ぶりだ。前回は、ワシントンDCだった。

成田にて

全日空を使う関係で、コードシェアのエアーカナダ便に乗ることになった。機体はエアバス。これも久しぶり。比較的、頻繁に行くヨーロッパはいつもボーイングで、北米はエアバス。航空機メーカーの所在地と、キャリアー会社は関係ないとはいえ、ねじれている。
エアーカナダの便の搭乗のコールが遅れ、やっと乗り込んだと思ったら、機体故障とのアナウンス。結局、2時間シートで待つことになった。今回の出張は、最初からすっきりしないスタートとなった。
最近は、エコノミーでも、個々人にテレビがついていることが多いけれど、エアーカナダの成田、バンクーバー間にはそういう機体は就航していないらしい。テレビがはまるであろう前のシートのヘッドレスト裏には、クッションがはまっている。頭をぶつけてもケガをすることはなさそうだ。
スターアライアンスの関係か、エアーカナダの便は、タイ航空ともコードシェアになっていた。アジア人が多く乗っている印象を受けた。ただし、アナウンスは、英語とフランス語、日本語。成田、バンクーバーからしかたないし、タイ語でまでアナウンスされたら、アナウンスだらけになってしまうか。
機内は若干寒く感じられ、震えながら8時間半のフライトを終えてバンクーバーに降り立ったとき、現地時間は、午後の1時を回っていた。11時に到着の予定だったんだが。