冬のパリ

去年の同じころにベルリンに行っている。そのときはマイナス10度以下まで下がっていたらしくて、凍えそうだった。それに比べると、パリはまだいい。体感気温は東京と同じくらいだった。

到着日の夕べ

パリに夕方着いて、同じ会議に参加する日本人で集まって、夕食を食べに行った。日曜日なので、結構、閉まっているお店がある。ドイツとは違って、営業時間が規制されているわけじゃないみたいだけどね。今回の会場は、シャンゼリゼ大通りに近い建物で、宿もその近くにとっていた。待ち合わせの関係もあったし、探すのも面倒なので、大通り沿いのムール貝で有名なお店に行くことになった。ほかの人は何度か行っているお店で、なかなかおいしいらしい。地下鉄のジョルジュ・サンク駅にも看板が出ていた。
お店に入って席に着くと、つきだしにプレッツェルが出てきた。その後行ったお店でも同じだったし、パリではこれが一般的なのかね。ムール貝は白ワイン煮を頼んでみた。クラシックスタイルらしい。結構、いい味。酒蒸しみたいな感じ。そのお店のスペシャルは、もうちょっと濃厚で、味見させてもらったら、そっちの方がおいしかった。次はそっちにしよう。

豪華な昼食

会場は古い建物で、歴代のトップの顔写真が壁にかかっている。歴史のある組織みたいだけど、残念、英語のインフォメーションがなくて、よくわからない。
お昼ごはんは、コース料理で用意してくれていて、アペタイザーとメイン、デザートという構成。ワインなんかも出てきて、気分よくなって来てしまった。1日目は、シーザーサラダかサーモンでセリを巻いてグリルしたものから選べて、メインがステーキ。デザート前にチーズが出た。2日目は、パンプキンのスープで始まって、メインは鳥、デザートはオレンジにカラメルのおせんべいを絡めて食べるやつ。2日目は午後に予定があったので、早く出してもらえるものを食べた。本当は、他に選択することができるメニューだったのかも。
会議室で出されていたコーヒーとかと一緒に置かれていたペーパーナプキンがダロワイヨのだった。料理とかもダロワイヨだったのかね。2時間かけるってのは優雅でいいんだけど、やっぱり、あんまり効率よくない。まぁ、そう言っちゃいけないのかもしれないけどさ。

オフィシャルディナー

まだあるのか、という感じで、オフィシャルディナーが1日目の終わりに催された。凱旋門から放射状に広がる通りで、シャンゼリゼからちょっと離れた通りにあるお店。結構、こぎれいで、店の置くにはワインケーブがある。お客は、メニューで食事を選ぶより先にケーブに入ってワインを選ぶそうな。それに合わせて食事をする、と。
お昼と同じで、アペタイザーとメイン、デザートを選ぶコース。肉、魚、チョコレートのタルトを選んでみた。結構なボリューム。まだ、お昼ご飯が胃の中で消化しきれていない上に、時差ボケで眠気がさしてきていた。でも、完食。参ったね、太ること請け合いだ。