初めての

タイヤ交換

とりあえず、ディーラーに行くにしても、ガソリンスタンドに行くにしても、このままじゃ、動けない。来てもらうって手もあるんだけどね。なんか、貧乏性が頭をもたげたのと、いい機会だからやってみようかな、という気になったのと。
とりあえず、勢いでスペアタイヤとジャッキを取り出してみた。スペアタイヤと比べると、本当、空気が抜けてるのがよくわかる。ホイールでクルマを支えている感じ。しかし、考えてみたら、ジャッキでどこを持ち上げたらいいのかもわからないぞ。急がば回れ、説明書を見てみることに。後ろのドアの下のところにマークがあるのね。なんか、同じようなマークがいくつか並んでるぞ。まぁ、どれでもいいんだろ。ジャッキを設置して、ジャッキアップ。持ち上がるもんだね。
でも、持ち上げて、ホイールのナットを外そうとしたら、これがなかなか回らない。説明書を見てみると、ジャッキアップするまえに、緩めておけ、とある。持ち上げた後だと、力が逃げちゃうのかね。ジャッキを下ろして、回してみた。でも、回らない。結局、レンチを蹴っ飛ばして、やっと回った。これくらい締めないといけないとなると、交換した後のほうが心配だね。トルクレンチを買うか。
再度、ジャッキアップして、ナットを外して、スペアタイヤを装着。説明書にはナットを締める順番まで書いてある。5つのナットで固定しているから、4つだと対角に締めるところ、星の一筆書きの順序ね。どれくらいのトルクで締めるかも書いてあったけど、そんなのは測りようもない。とりあえず、回らなくなるまで締めるのみ。後は、タイヤが取れないことを祈るばかりだ。何とか、30分くらいで、交換は完了。雨や雪の中で初めてのタイヤ交換、なんてのだと悲惨だけど、それに比べればはるかにましだね。

外してみれば

タイヤには、針金のようなものが刺さっていた。これが原因かね。運の悪いことだ。こんなの、その辺にいっぱい落ちているだろうにさ。
ジャッキを下ろして、ちょっとギョッとした。ジャッキで持ち上げたところがへこんでる。外から見える場所じゃないとは言え、何でだ。説明書の通りにやったはずだし、こんなのでへこむようだと困るぞ。よく見てみると、その横の同じようにマークの付いているところに、強度を増すためか、補強がついて2重になっている部分がある。こっちが本当のマークか。そこまで気が回ってなかったね。うーん。

タイヤ修理

ってのは、できるものなのね。結局、クルマを買ったディーラーに連絡することにした。新しいタイヤを買うのは避けたいな、と思ってはいたけど、いざ、修理と言われると心配だね。高速道路とか大丈夫なんだろうか。自転車のタイヤは確かに修理するし、この前、ジャンボのタイヤが着陸したときに破裂したけど、あれも、4回修理して使ってた、って言うしね。
ディーラーまでは、小1時間かかる。途中、1回、クルマを止めて、ナットを確認した。5つともあるし、緩んでない。帰りは、まぁ、プロが締めてくれたものだから、大丈夫だろう。なんとなく、クルマのパンクした側が下がっているような気がするけど、タイヤの空気は抜けてないし、気のせい、気のせい。